こんにちは( ´ ▽ ` )
わんちゃんが大切な物を噛んでしまった時、咄嗟に怒ってしまった・・・なんて経験ありませんか?
本日はワンちゃんがモノを噛んで離さない時どうしたらいいの?という疑問にお答えします!
そもそも犬はどうしてモノを噛むの?
わんちゃんは色々なものを口にしますよね
大好きなおもちゃはもちろんですがお散歩中は葉っぱやお花、落ちているゴミまでパクッと口にしてしまいます。
わんちゃんにとって「口」は人の「手」と感覚的に似ているところがあります。
私たちは気になるモノがあると、手に取り感触を確かめたり、見やすい場所まで持ってきて隅々まで確認しますよね。
「モノを口にして噛む」という行為は、その感覚と同じなのです。
犬がモノを噛んで離さなくなる理由
理由は1つではありません。
わんちゃんにとって興味の対象となるモノは、まずニオイをクンクン嗅いで、好きなニオイであればパクッと噛んでしまう事が多いと思います。
それがお気に入りのモノになってしまえば、自分以外の誰かに取られたくないと思うのは自然な感情です。
大切なものを奪われたくないという執着行動になります。
また、飼い主さんの洋服の裾などを噛んで離さなくなるのは、飼い主さんに構ってもらいたかったり洋服をおもちゃとして認識している場合が考えられます。
安全なわんちゃん用のおもちゃであれば離してくれなくてもそれほど問題ではありませんが、飼い主様の大切なモノや、ワンちゃんにとって危険なモノであれば大至急離してもらわなくてはなりません。
飼い主さんの気持ちも焦ると思いますが、わんちゃんがモノを噛んで離さない時にしてはいけない「NG行為」を今回はお伝え致します。
1、無理に取り上げようとする
わんちゃんが離さないモノは愛犬にとって『大好きなもの』や『宝物』と感じている事が多くあります。
無理に取り上げようとしてしまうと、例えそれが愛犬にとって危険なモノであったとしても、飼い主さんに対して『宝物を奪い取りにきた人』という印象を持ってしまう可能性があります。
どんなに危険なモノを口にしていたとしても、愛犬にとっては『宝物』
何度か『宝物』を奪われるうちに不信感が募り信頼関係が崩れる原因にもなりかねません。
わんちゃんの性格には差がありますが、無理やり取り上げられることに強く反発する子もいます。
取り上げようとすればするほど強く噛んでしまう子、「取られるくらいなら・・・」と飲み込んでしまう子、
さらには興奮して飼い主さんを噛んでしまう子もいるんです。
お互いにとって良いことのない対処法なので、取り上げるのは止めましょう。
2、叩いて取り上げようとする
愛犬に対しての暴力は問答無用で絶対にしてはいけない行為です。
わんちゃんが噛んで離さないモノが、飼い主さんにとってどんなに大切なモノでも、どんなに高価なモノであったとしても、叩いて取り上げるのは止めましょう。
叩いた飼い主さんはもちろん、人間に対して不信感や警戒心が強くなる傾向があります。
飼い主さんとの信頼関係が築けなくなりますし、愛犬の性格も、萎縮して無気力な子に育ってしまう可能性もあります。
大切な愛犬の明るく楽しい未来を奪わないよう『叩く』などの暴力はどんな場面でも絶対に止めましょう。
3、「遊んでくれた!」と勘違いさせる行動
飼い主さんに構ってもらいたくて気を引くために、モノを噛んでしまう子も少なくありません。
洋服の裾や室内に置いているスリッパなど、愛犬にとって危険性の少ないものだとつい優しく叱ってしまうことはありませんか?
例えば洋服の裾を噛んで離さなくなった場合、飼い主さんが引っ張って離そうとすると『引っ張りっこ遊び』が始まってしまいます。またスリッパなどは取り返すために愛犬を追いかけると『鬼ごっこ遊び』が開始。
いずれにしても愛犬は『遊んでくれた!』と勘違いしてしまいます。
安全なモノでも噛み癖がついてしまうの良いことではありません。
『噛む事=楽しい事』と学習してしまわないよう服を噛まれても無視をする、また安全なモノであっても愛犬が簡単に届くような場所には置かないようにしましょう。
まとめ
わんちゃんの届く場所には置かないように室内を徹底的に片付けておくのが一番✨
一瞬目を離したすきの出来事で防ぎきれない場合もありますよね、万が一に備えて『離せ』のしつけをしておくと安心です!
『離せ』は飼い主さんのコマンドで口に入れているものを離す行動。
根気のいるしつけになりますが愛犬の安全と健康、また飼い主さんの大切なモノを守るためにもしっかり訓練していきましょう( ^ω^ )