さて今回はホールディングについてです。
ホールディングとは簡単にいうと「抱っこ」です。
ホールディングはわんことのコミュニケーションを図るうえで大切です。
お手入れをするときにも役立ちますし
ワンちゃんに拘束されることに慣れさせることにもつながります。
ホールディング
正しいホールディングの図
やりかた
胸の前で手を組みしっかりと押さえます。
この段階で暴れたり手を噛んできたりしても、
離さないようにして
大人しくいられるように練習します。
最初は軽く、短時間から始めましょう。
おやつを使用して行います。
身体を反対にされるのを嫌がる子がほとんどです。
無理のないように、少しでもその姿勢になったら、すぐ解放します。
繰り返し練習していくことが必要です。
とにかくおやつを使用しながら、褒めながら!
楽しいことだよ~と、ワンちゃんに理解してもらう事が大切です。
そして段々と体を拘束されることを受け入れさせていきます。
初めてホールディングをするとすんなり受け入れる子もいますが
ヤダヤダ――――離して――――やめて――――と
バタバタ暴れてしまう子もいます。
そんな時にビックリして抑えられずに離してしまうのは・・・
NGです
わんちゃんが暴れる ⇒ 飼い主さんが犬を離してしまう
これを繰り返しやってしまうとわんちゃんの頭の中では
嫌なことをされたら暴れれば離してくれるかも!!?
と間違った学習をしてしまいます。
その結果ホールディングをやると力いっぱい暴れる様になり、
ひどくなると叫び声をあげたり、咬みついてきたりと エスカレートしていきます。
ホールディング練習の時に暴れてしまう場合は、暴れても離してしまわないように
このようにしっかりと抱え込んであげるといいでしょう!
それでも難しい場合は「抱っこ係の人」と「おやつ係の人」
2人で行ってもいいです。
大事なのは諦めさせる事です。
中途半端にしてしまうのが1番もったいないですよ!!
そして全身の力が抜け諦めた時におやつをあげることで 、
これが正しいことだよ!と教えることが出来ます。
毎日短時間でも続けて行う事が大事です 。
テレビをみながらや音楽を聞きながらなど、1日5分でも行うことが重要です。
繰り返し行うことでわんちゃんは抱っこされること、拘束されることを受け入れ
ホールディング状態で リラックスすることができるようになります(^▽^)/
全身の力が抜け完全にリラックスできるようになればOKです。
元気いっぱいパワフルわんちゃんも練習をすることで、
必ず大人しくホールディングができるようになりますよ!
ぜひトライしてみて下さい